教室Q&A

 

しのピアノ教室へお問い合わせいただく方から、よく寄せられるご質問にお答えします。

当教室について、皆さまのご参考となりましたら幸いです。

 


何歳からレッスンを受けられますか?

当教室では、基本的には5歳頃(年中さん)からお受けしています。

体験レッスンでのご様子によって、半年後・1年後などお勧めする場合もございます。1日でも早く・・・など焦る必要は全くございません。「成長に合わせてスタートすることが、より良い学習へとつながる」と、これまでの指導経験から考えております。「自分で返事ができる」「保護者と少し離れて作業できる」「15分ほど作業に集中できる」などを体験レッスン受講の目安としてお考えいただければ幸いです。

体験レッスンをご覧の際に「もう少し先がいいかな?」と感じられた場合は、ご家庭で様々な歌や音楽をご家族で思う存分親しんでみてください。リトミックなどのお教室に通われるのも良いですね。いずれも、今後のレッスンスタートへ向けて大いに役立つことと思います。

 

小学校高学年や大人から始めるのは難しいですか?

そのような事は全くございません。ピアノは何歳からでも始めることができるとても柔軟な楽器です。

当教室では、未就学児~大学生の習い事としてのレッスンはもちろん、大人の方も全くの初心者からピアノを楽しんでいらっしゃいますよ。「ピアノが弾けるようになりたい」「あの曲を弾いてみたい!」という気持ちが何よりも大切です。

※専門的な道に進みたいというご希望であれば、その旨をご相談ください。

 

個人レッスンですか?グループレッスンですか?

完全個人レッスンです。

当教室では、生徒さんお一人お一人のペースを何よりも大切にしております。生徒さんと先生の一対一ですので、テキストの進度や上達ペースを他の方と比較することは一切ございません。安心してご自身の演奏に集中してレッスンに臨んでいただけます。

 

楽譜が全く読めませんが、ピアノを習えますか?

ご安心ください。レッスンを重ねることにより、次第に楽譜の読み方など身についていきます。ご自宅にて普段の練習と共にレッスンで得たことのおさらいをすれば、更に理解が深まっていくことでしょう。

音の読み方、リズムの取り方、楽譜のルールなどを少しずつ知ってまいります。個人レッスンですので、学習進度など他の方との比較などを気にする必要もございません。生徒さんご自身のペースで気兼ねなく学ぶことができます。

 

両親ともにピアノを習ったことがありませんが、大丈夫ですか?

大丈夫です。
ピアノ未経験の保護者の方は、様々な不安をお持ちかもしれません。しかし、お子様がレッスンを始めた時にそれらは吹き飛んでしまうことでしょう。保護者の方からは「知らない世界だから…と、必要以上に心配し過ぎていただけだった」「子どもの進歩が日々の喜びになった」「練習を見守ることで、一緒に学んでいる」などの嬉しいコメントをいただいております。

毎日の練習やレッスン・コンサートイベント・発表会など、お子様とご一緒にドキドキワクワクしながらピアノと共に過ごす時間を楽しんでいただければ充分です。一緒に練習していることで刺激を受けて、ご自身もレッスンをスタートなさる方もいらっしゃいますよ。レッスンに際してご質問などありましたら、お気兼ねなくお問い合わせください。

 

どのような教材ですか?

生徒さんお一人お一人のレベルやご要望を考慮しながら、その方に合わせた学習内容に合わせてテキスト(教材)を選んでまいります。テキストの種類も日本・アメリカ・ヨーロッパ系など多種多様にありますので、ご一緒に選んでまいりましょう。
どなたのレッスンでも共通することとしましては、音楽を学ぶ上で大切なリズム・メロディ・ハーモニーの感覚をバランス良く身につけていけるよう「ソルフェージュ」を取り入れております。体験レッスンにてお楽しみいただけましたら幸いです。

 

「ソルフェージュ」とは何ですか?

ソルフェージュとは、音楽に必要な「楽譜を読んで理解・表現する力」を養う学習です。楽譜に書いてあることを理解する、リズムを正確に打つ、美しく歌う、音程感覚を養う、聞き取った音楽を楽譜に書く…などの能力を養います。

当教室では、レッスンをスタートする段階からソルフェージュを重点的に学んでまいります。基礎力がついてくるにつれて楽譜の理解がスムーズになるので、次第に練習もはかどって演奏の上達に結びついていくことでしょう。将来的に、ピアノ以外の楽器や音楽のジャンルに触れる際にも役立つことも多くあると思います。

 

レッスンに通えばピアノが上手になりますか?

残念ながらレッスンのみでは上手にはなりません。日頃から予習・復習の練習を地道にすることが必要です。

普段の生活の中にピアノとの時間をしっかりと作っていける方は、毎日コツコツと練習を重ねてしっかりと実力アップなさっていますよ。レッスンでは「楽譜が読みやすくなるため」「手や体の使い方」「より良く演奏するため」など、上達していくために必要なアドバイスを様々にいたしております。それらをご自宅での練習に取り込んでいけるようになれば、面白い様にぐんぐんとステップアップしていくことが実感できるはずです。自由にピアノを弾きこなせる日が来ることが楽しみですね。

 

レッスンを始める前に、ピアノを用意すべきですか?

スタート時に、ご自宅にピアノがなくても大丈夫です。しかし、レッスン開始からピアノにはどんどん触れてまいりますので、学習のふり返り、次回レッスンの準備のために身近に鍵盤がある環境づくりをお勧めいたします。

ほとんどの方は体験レッスン前後からご検討で、レッスン開始1ヶ月ほどの間にご用意なさることが多いようです。選定の際には楽器販売店・機種・価格などどの様に決めればよいのかとご不安な点も多いかと思います。アドバイスやご紹介など可能ですので、お気軽にご相談ください。

最近では、ご家族・ご親戚が使っていたアコースティックピアノを譲り受けて、丁寧にお直ししてからレッスンスタートなさる方もいらっしゃいますよ。良いピアノは、お手入れ次第で何十年でも美しい音色を奏でてくれます。人生をステキに彩ってくれる貴重な音楽のパートナーとして、長く大切にしたいですね。

 

音高・音大受験に合格してからアコースティックピアノを購入しても良いですか?

受験を志す第一歩として、アコースティックのアップライトもしくはグランドピアノが受験準備のパートナーとなっていることが望ましいです。ご自宅に合わせて音環境への配慮も必要になるかと思います。その際にはアドバイスいたしますのでご相談ください。

様々なご事情があるかとは思いますが、受験時に会場で演奏するのはグランドピアノですし、普段の練習からタッチや音色の変化などを身につけていくために身近な存在として共に歩んでいただきたいからです。専門受験への不安や不明点などありましたら、面談やレッスン時にご遠慮なくご相談ください。可能な限り疑問解決のお手伝いをして差し上げたいと思います。

 

アコースティックピアノと電子ピアノ、どちらがオススメですか?

どちらかでお悩みでしたら、迷わずアコースティックピアノをお勧めします。

住宅事情等によりアコースティックピアノは用意できないという方もいらっしゃることでしょう。どちらを選ぶかは個人の自由ですし必ずとは申しませんが、「長い目で見るならば…」というステップアップの視点からお勧めいたします。ピアノの弾き方を本格的に学ぶなら、やはり「本来のピアノ」であることが重要だと私は考えております。

 

実際に、軽いタッチの鍵盤楽器で練習なさる方からは「家では弾けるけど、レッスンや発表会ではなんだか弾きにくい」「音の大きさを変えて練習できないから、どうすれば良いのか悩む」「鍵盤の重さが違うから困る」とのご意見があります。それらの点にお気づきになる頃に、レベルアップに伴って買い替えをなさっています。やはり、更なる上達を望んだ時には楽器によって演奏表現の限界を感じるようです。

現在は、電子ピアノも「アコースティックピアノに近づけた」ものが普及しています。もし電子ピアノを選択なさるのでしたら、タッチやコントロールなどを「よりアコースティックに近づけた」という製品を吟味なさることをお勧めいたします。ただし、家電量販店などで手軽に買える価格のキーボードなどの楽器は往々にして耐久年数が短く、結果的には何度も買い替えが必要となるそうです。また、「鍵盤がピカピカ光るキーボード」「鍵盤数が88鍵ないキーボード」などは避けていただきたいです。

 

ピアノという楽器の演奏技術・繊細な音色の扱い・豊かな演奏を追求するために、そして良い音と共に成長していく聴感覚をしっかりと養うために、長年親しむパートナー選びにはじっくりと時間をかけてお選びください。

 

しのピアノ教室

 

※セールス等は、一切お断りいたしております。